Base(ベース):旧称Coinbase Walletとは
Base(旧称Coinbase Wallet)は、暗号資産・NFT・DeFiを一括で管理できる自己管理型ウォレット兼Web3ブラウザーです。初心者向けの直感的なUIでコインの送受信やDEXでの交換、NFTギャラリー表示、ブリッジやステーキングなど多機能を備えつつ、自分で秘密鍵を管理するタイプのアプリとなっています。グローバル対応でCoinbaseのエコシステムと連携する点が特徴です。
料金は?
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多くのコインを購入するのに非常に効率的なアプリだとおすすめします。
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動作は素晴らしい、満足しています。
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使いやすい。他のウォレットや取引所を試したが、Coinbaseなら間違いない。超シンプルだ。
料金に関する口コミは賛否が分かれますが、まず「使いやすさ」や「購入のしやすさ」を称賛する声があるのは心強い点です。手数料そのものはチェーンや取引の種類で変動するため、少額取引でも高く感じるユーザーがいる一方で、「購入が簡単」「取引の敷居が低い」と評価する人もいます。つまり、手数料やガス代はブロックチェーン固有のコストが大きく影響するため、アプリの利便性と実際にかかる総コストは分けて考える必要があります。最終的には、どのチェーンを使うか、どの操作を行うかで体感は大きく変わるので、事前に手数料の見積りを確認するのが賢明です。
セキュリティは?
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このコールドウォレットは本当に安全性が高く、秘密鍵は完全にオフラインで保存されると書かれていました。
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これは「自己管理ウォレット」であり、ユーザー自身がブロックチェーンの仕組みを理解する必要がある。
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私のお気に入りの暗号プラットフォームだが、偽コインには注意が必要だ。
セキュリティ面では、自己管理型ウォレットの特性が重要です。アプリ自体は端末内に秘密鍵を置く仕様やリカバリフレーズの管理といった機能を備えていますが、「自分で鍵を守る」責任がユーザーにある点は忘れてはいけません。レビューには「コールドウォレットで安全」「攻撃対策がある」といった好意的な意見もある一方、「フィッシングや偽トークンに注意」「自己責任で操作が必要」といった警告も多数あります。つまり、アプリの提供するセキュリティ機能はあるものの、詐欺リンクや外部サイトでの承認操作、シードフレーズの管理ミスなど人為的なリスクが最大の弱点になります。初心者は特にフィッシング対策、承認を求めるdAppの挙動確認、シードのオフライン保管を徹底することをおすすめします。
出金・送金の問題
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出金が出来ない、日本円がない、銀行に振り込めない。
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出金しようとしたら「マネーロンダリングの疑いがあるから保証金を払え」と要求されたという報告がありました。
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アカウントが凍結され、手数料や税金の入金を繰り返し求められて資金が引き出せないと訴える声がありました。
出金や送金に関するトラブル報告が非常に目立ちます。公式の仕組みとしてはオンチェーンの送金やDEXでのスワップは可能ですが、レビューには「残高が消える」「出金時に不当な手数料や税金を要求される」「アカウント凍結で出金不可」といった深刻な声が多く見られます。一部は詐欺業者や外部経由での被害(ロマンス詐欺や偽サポート)で、アプリ自体の不具合と混同されている場合もありますが、実際に出金に失敗した・できなかったという報告が多数あるため、実際に大きな金額を扱う前に少額でのテスト送金や、外部リンクや不明な取引許可は避ける等の慎重な対応が必要です。
使いやすさ・UI
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わかりやすいアプリケーションです。
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NFTが表示されない、スパムNFTで見づらくなった。
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iPadでは画面フォーマットが機能せず、スワップ後の画面から抜けられない不具合があった。
使い勝手については評価が分かれます。直感的で初心者でも扱いやすいという声がある一方、デバイス依存の不具合やUIの見づらさ、スパムNFTの氾濫による表示問題を指摘するユーザーも多いです。特にNFTの自動追加や外部dAppとの連携機能は便利ですが、スパムNFTや未対応のトークンが混ざることで自分の資産が見づらくなるという欠点があります。さらにiPadや一部端末での表示崩れや操作不能といった不具合の報告もあり、マルチデバイスでの安定性を重視するなら、事前に自分の端末で不具合がないか確認してから運用を始めると安心です。
サポート・対応
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ヘルプセンターに連絡したら、意外と普通に対応してくれたという体験談がありました。
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カスタマーサービスは最悪だ、サポートに繋がらないという不満がありました。
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Coinbase本体とウォレットのサポートは別チームで、英語でのやり取りやリンク誘導で迷ったとの報告がありました。
サポートに関する評価は真っ二つに分かれます。あるユーザーはヘルプセンターで問題が解決したと書いており、比較的丁寧な対応を受けた例もありますが、別のユーザーからは「サポートにたどり着けない」「AIや定型文で人間対応がない」「問い合わせが別チームにたらい回しにされる」といった不満が目立ちます。特に英語が苦手なユーザーや、ウォレット固有の問題(シード紛失・チェーン間トラブル)が起きた場合は対応が難航しやすいという印象です。問い合わせ時は画面録画やエラーメッセージのスクショなど、指定された情報を揃えて丁寧に伝えると解決が早まる可能性があります。
詐欺リスクとフィッシング
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詐欺です。騙されないように注意⚠️⚠️⚠️
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インスタから仮想通貨をこのアプリに送るように誘導してきます。気をつけてください。
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ロマンス詐欺で使用されています。外部サイトに接続すると、送信許可を与えた通貨が盗まれます。
レビューにはフィッシングや詐欺事例の警告が非常に多く含まれています。実際、SNS上で誘導して資金を移させる手口や、外部サイトでの承認操作を経て資産が抜かれる被害が報告されています。アプリ自体が悪意を持っている場合は稀かもしれませんが、外部の詐欺グループが「Coinbase」「Base」といった名称や見た目に似せた手口でユーザーを誘導するケースが後を絶ちません。安全対策としては、公式ストアと公式SNSのみを通じてダウンロード・接続を行い、不明なリンクやチャット経由での資金移動指示には一切従わないこと、署名(approve)操作は最小限に留めることが必須です。
Base(ベース):旧称Coinbase Walletはおすすめ?
結論から言うと、Base(旧Coinbase Wallet)は「機能性は高いが使い方とリスク管理を理解できる人向け」のアプリです。
良い点は、直感的なUIで複数チェーンや多数のトークン、NFTの管理ができ、Coinbase系のサービスと連携しやすい点。多機能なWeb3ブラウザーや内蔵NFTギャラリーなど、オンチェーンで遊びたい・運用したい人には魅力的です。
しかしレビューから読み取れるのは、出金トラブルやサポートの対応差、フィッシング被害の報告が多いこと。特に「自己管理ウォレット」であるため、シードフレーズ管理の甘さや第三者の誘導に乗ってしまうと資産を失うリスクが高まります。
ですので、暗号資産やブロックチェーンの基礎を理解しており、自分で安全対策(シードのオフライン保管、外部サイト承認の最小化、少額テスト送金)を徹底できる人にはおすすめできます。一方で、初めて暗号資産を扱う人やサポートが手厚くないと不安な人、大きな金額をすぐに入れるつもりの人には慎重に検討することを勧めます。
また、SNSや知らない人からの誘導での利用は禁止、公式以外のサポートを信頼しない、疑わしい手数料や税金の請求には応じないことが大切です。安全に使うための前準備と知識があるかどうかで評価が大きく分かれるアプリだと考えてください。
編集部のまとめ
Base(旧Coinbase Wallet)は、多機能でオンチェーン操作をワンストップでできる利便性の高いウォレットです。
プラス面としては、直感的な操作性、複数チェーンや多数のトークンに対応するマルチチェーンサポート、内蔵のNFTギャラリーやDeFiポートフォリオといった機能性が挙げられます。実際に「使いやすい」「動作が良い」と評価する声もあり、初心者にも入りやすい側面があります。
一方で、出金トラブルやサポート対応のばらつき、フィッシング・詐欺に関する警告が多数あるため、大きな金額を扱う前に十分な注意が必要です。自己管理が前提のウォレットなので、シードフレーズの管理、外部サイトの承認操作の慎重さ、不審な請求への警戒を徹底すれば、機能を活かせる可能性は高いでしょう。
総じて、機能性と利便性を重視する中級者以上のユーザーには有益な選択肢になり得ますが、初心者やセキュリティ対策を取れない方にはリスクが伴うため、まずは少額での試験運用をおすすめします。
Base(ベース):旧称Coinbase Walletの口コミ・料金は?ついてまとめました
Baseは多機能で直感的に使える点が支持されていますが、出金トラブルや詐欺リスク、サポートの対応差に関する不安の声も多いです。
手数料やガス代はチェーン次第で変わるため、事前確認と少額テストが安全に使うコツです。



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