SBI証券をはじめとするSBIグループは、リップル(XRP)と深いパートナーシップを築き、暗号資産の取引や新たな金融商品の開発を通じて、ユーザーに魅力的なサービスを提供しています。この記事では、リップルとSBIグループの歴史的なつながりから最新の取り組みまでを詳しく解説し、投資家や暗号資産に興味を持つ方々が活用できる情報をまとめます。
SBIグループとリップルの出会い:SBI Ripple Asiaの設立
2016年5月、SBIホールディングスとリップル社は共同でSBI Ripple Asia株式会社を設立しました。この会社は、アジア地域を中心にブロックチェーン技術を活用した決済サービスの実現を目指すものです。国際送金における手数料の高さや時間の遅れといった課題を解決するために開発されたリップルの技術が、SBIグループの強固な金融基盤と融合した瞬間でした。
SBI Ripple Asiaは、日本市場を起点にアジア全体でのクロスボーダー決済の効率化を推進しています。例えば、SBIレミットでは2021年から日本初のXRPを活用した送金サービスを開始し、迅速で低コストな国際送金を可能にしました。この取り組みは、海外在住の日本人や外国人労働者にとって大きな利便性を生み出しています。SBIグループのネットワークを活かし、リアルタイムに近い送金を実現することで、従来の銀行送金とは一線を画すサービスを提供しています。
このパートナーシップは、単なる技術提携にとどまらず、SBIグループ全体の暗号資産戦略の基盤となっています。SBI VCトレードをはじめとする取引所では、XRPが主要銘柄として取り扱われており、ユーザーは簡単にアクセス可能です。口座数は急増しており、2025年6月末時点で170万を超える規模に達しています。これは、証券や銀行事業とのシナジー効果によるもので、日本最大級の暗号資産交換業者を目指す姿勢が表れています。
SBI VCトレードでのXRP取引:手軽さと信頼性の高さ
SBIグループの暗号資産取引所であるSBI VCトレードは、XRPの取引を積極的にサポートしています。SBI証券のユーザーであれば、連携したアカウント管理が可能で、証券口座と暗号資産口座を一元的に運用できます。この取引所は、主要な暗号資産だけでなく、マイナー通貨もいち早く上場させることで知られ、多様な選択肢を提供します。
XRPの取引では、リアルタイムのチャートや価格情報が充実しており、初心者から上級者まで使いやすいインターフェースが特徴です。また、SBIハイパー預金サービス開始記念などのキャンペーンでXRP交換券をプレゼントする取り組みもあり、新規ユーザー獲得に注力しています。これにより、預金残高に応じてXRPがもらえるチャンスがあり、日常の金融活動をより魅力的にしています。
セキュリティ面でもSBI VCトレードは強みを発揮します。コールドウォレット保管や二段階認証を標準装備し、ユーザーの資産をしっかり守ります。SBIグループの長年の金融ノウハウが活かされており、信頼性の高い取引環境が整っています。2026年に入っても、市場の変動に対応したレポートを定期的に発行し、ユーザーに最新情報を届けています。
最新動向:ビットコイン/XRP ETFの組成計画
2025年7月31日に開催されたSBIホールディングスの2026年3月期第1四半期決算説明会で、注目すべき発表がありました。SBIグループは、ビットコイン(BTC)とXRPを組み入れたETF(上場投資信託)の組成を進めています。これは、国内公募投信の「SBI Fund of 暗号資産ETFs」と東証上場の「SBI・ビットコイン/XRP ETF」の形で実現予定です。当局の認可を得次第、市場に投入される見込みです。
このETFは、暗号資産のボラティリティを分散させるために複数の資産を組み合わせ、投資家に安定したアクセスを提供します。SBI証券のユーザーにとっては、馴染みのある証券口座を通じて暗号資産に間接投資できる機会となります。従来の投資信託の枠を超え、ETFとして上場することで流動性が高まり、より多くの投資家が参加しやすくなります。
さらに、SBIグループは次世代テクノロジー株式ファンド「SBI 次世代テクノロジー株式ファンド」を設定しました。このファンドは、Web3や暗号資産関連企業(例:Circle、Coinbaseなど)に投資し、2025年9月から運用開始しています。こうした多角的なアプローチにより、暗号資産エコシステム全体を支える基盤を強化しています。
ステーブルコインRLUSDの取り扱い開始へ
リップル社が発行する米ドル連動型ステーブルコイン「RLUSD」についても、SBIグループが今年度中の取り扱い開始を目指しています。RLUSDは、短期米国債と現金で100%裏付けられた規制準拠のステーブルコインで、2025年12月時点で時価総額10億ドルに到達するなど、急速に成長しています。
SBI VCトレードでは、このRLUSDの取扱いを準備中です。日本市場での早期普及が期待されており、国際送金やDeFi(分散型金融)での活用が広がるでしょう。将来的には、円建てステーブルコインの展開も視野に入れ、SBIグループの証券・銀行機能と連携した新サービスを検討しています。これにより、ステーブルコインを軸とした多様な金融サービスが提供される可能性があります。
RLUSDの導入は、XRPエコシステムの拡大に寄与します。価格変動の少ないステーブルコインが加わることで、ユーザーはより安全に暗号資産を利用でき、日常決済や送金がスムーズになります。SBIグループのグローバルな視点が、ここでも活かされています。
SBI証券の強み:証券と暗号資産のシームレスな連携
SBI証券は、日本を代表するネット証券として、株式・投資信託からFX、CFDまで幅広い商品を取り扱っていますが、暗号資産分野でも存在感を増しています。SBI VCトレードとの連携により、SBI証券の口座保有者は暗号資産取引をスムーズに開始できます。共通のログインシステムや資産管理ツールが、ユーザーの利便性を高めています。
例えば、SBI証券のアプリから直接SBI VCトレードのXRP取引画面にアクセス可能で、手間をかけずにポートフォリオを構築できます。また、SBIグループ全体の業績も好調で、2026年3月期第1四半期では収益が4431億円を超え、過去最高を更新しています。この安定した財務基盤が、暗号資産サービスの信頼性を支えています。
教育コンテンツも充実しており、SBI証券のメディアでは暗号資産市場の週刊レポートを公開。2026年1月のレポートでは、市場の堅調な動きを分析し、ユーザーの判断材料を提供しています。初心者向けのセミナーやウェビナーも定期開催され、リップルやXRPの基礎知識を学べます。
次世代金融への取り組み:MoneyX 2026とXRPトレジャリー
SBIホールディングスは、2026年2月27日に「MoneyX 2026」を共催します。このカンファレンスは、通貨のデジタル化をテーマに、ステーブルコインやWeb3を議論する場です。北尾吉孝会長兼社長は、「通貨のデジタル化は決済のあり方を変える」とコメントしており、SBIグループのリーダーシップが光ります。
また、XRPトレジャリー事業を展開するEvernorth社への出資も発表されました。SBIグループは長年にわたりXRPの実用化を推進しており、この出資はさらなるエコシステム拡大を示しています。こうした積極的な投資が、SBI証券ユーザーにとって新しい機会を生み出します。
ユーザー視点でのメリット:多様な活用シーン
リップルとSBI証券の連携は、個人投資家に多くのメリットをもたらします。まず、XRPの低コスト送金機能は、海外送金ニーズの高い方に最適です。SBIレミット経由でXRPを使えば、数秒で送金完了し、手数料を大幅に削減できます。
取引面では、SBI VCトレードの流動性が高く、24時間取引が可能。SBI証券のポイントプログラムと組み合わせれば、さらなるお得感があります。ステーブルコインRLUSDの登場で、ボラティリティを避けたいユーザーも安心して参加できます。
長期的に見て、ETFの組成は証券口座中心の投資スタイルを変革します。NISA口座などで暗号資産関連商品にアクセスしやすくなり、資産分散の選択肢が増えます。SBIグループの教育リソースを活用すれば、リスクを理解した上での運用が可能です。
セキュリティとコンプライアンスの徹底
SBIグループは、金融庁登録の暗号資産交換業者として、厳格な規制遵守を徹底しています。XRP取引時も、AML(マネーロンダリング防止)対策やKYC(本人確認)を完璧に実施。ユーザーの個人情報は暗号化され、万一のハッキングに備えた保険も整備されています。
2025年6月末の自己資本比率は17.95%と過去最高を記録し、安定性が際立っています。こうした基盤が、リップル関連サービスの安心感を高めています。
未来展望:金融イノベーションの加速
SBIグループとリップルのパートナーシップは、Web3時代をリードするものです。円建てステーブルコインや量子技術関連ファンドとの連動で、新たな金融エコシステムが構築されます。SBI証券ユーザーは、これらの進化をリアルタイムで享受できます。
国際決済の効率化からETFまで、多角的な展開がユーザーの選択肢を広げます。暗号資産の民主化を進めるSBIグループの取り組みは、日本市場の活性化に大きく貢献します。
まとめ
リップルとSBI証券の連携は、暗号資産の取引からETF組成、ステーブルコイン取り扱いまで、多様な機会を提供し、ユーザーの金融ライフを豊かにします。SBIグループの信頼性とリップルの革新的技術が融合した未来が、投資家にとって魅力的なものとなっています。
SBI証券×リップル(XRP):RLUSD導入とビットコイン/XRP ETFで変わる投資・送金の最前線をまとめました
SBIグループの強固なパートナーシップにより、XRPの取引、RLUSDの導入、ETF計画が実現し、日本市場での暗号資産活用がさらに進化します。教育コンテンツやキャンペーンを活用し、安全で便利なサービスをお楽しみください。



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