メルカリでイーサリアムとビットコインどっちがおすすめ?
メルカリアプリでは、売上金やポイントを使ってビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の両方を購入できるようになっています。どちらも1円から手軽に始められるため、「結局どっちを買えばいいの?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、安定性を重視するならビットコイン、成長性を重視するならイーサリアムがおすすめです。ただし、それぞれの特徴や将来性、手数料体系を理解したうえで判断することが大切です。
この記事では、メルカリで取引できるビットコインとイーサリアムの違いを徹底的に比較し、あなたの投資スタイルに合った選び方をわかりやすく解説していきます。
メルカリの暗号資産取引サービスとは
メルカリでは、グループ会社のメルコインが提供する暗号資産取引サービスを通じて、アプリ内で仮想通貨の売買が可能です。2023年3月にビットコインの取り扱いを開始し、わずか7カ月で利用者が100万人を突破するなど、大きな反響を呼びました。
その後、2024年5月にはイーサリアムの取り扱いも開始され、現在はビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・リップル(XRP)の3銘柄を取引できます。
メルカリで暗号資産を買うメリット
メルカリの暗号資産取引には、以下のようなメリットがあります。
- 1円から購入可能:少額から気軽に始められるので、暗号資産が初めての方でも安心です
- 売上金やポイントで購入できる:メルカリで不用品を売った売上金や、キャンペーンで獲得したポイントをそのまま投資に活用できます
- 取引手数料が無料:売買にかかる取引手数料は無料です(ただしスプレッドは発生します)
- 専用アプリ不要:普段使っているメルカリアプリ内で完結するため、別途取引所アプリをダウンロードする必要がありません
- つみたて機能あり:金額や購入頻度を設定すれば、自動的に暗号資産を積み立て購入してくれます
メルカリの暗号資産取引のデメリット
一方で、以下の点には注意が必要です。
- スプレッドが発生する:取引手数料は無料ですが、売値と買値の差額であるスプレッドがかかります。変動制のため、タイミングによっては数パーセント程度のコストが発生することがあります
- 取扱銘柄が少ない:専門の暗号資産取引所と比べると、取り扱い銘柄は3種類と少なめです
- 入出庫の制限がある:外部ウォレットへの送金や、他の取引所への移動に制限があるため、自由な資金移動には向いていません
- 高度な取引ができない:指値注文やレバレッジ取引には対応しておらず、シンプルな売買のみとなります
ビットコイン(BTC)の特徴と将来性
ビットコインは2009年に誕生した世界初の暗号資産であり、現在も時価総額ランキング1位を維持し続けています。まずはビットコインの主な特徴を確認しましょう。
ビットコインの基本的な特徴
- 発行上限が2,100万BTC:あらかじめ上限枚数が決まっているため、法定通貨のように無制限に発行されることがなく、希少性が担保されています
- 「デジタルゴールド」としての地位:金(ゴールド)と同様に、価値の保存手段として世界中の投資家から注目されています
- 高い流動性:取引量が多く、売りたいときに売りやすいという安心感があります
- 機関投資家の参入:米国でのビットコインETF承認以降、大口の機関投資家の参入が加速しており、市場の信頼性が高まっています
ビットコインの将来性
ビットコインは2024年に4回目の半減期を迎えました。過去の傾向では、半減期の翌年から翌々年にかけて価格が大きく上昇するサイクルが見られています。
また、ビットコインETFの承認により、従来の株式市場を通じてビットコインに投資できるようになったことは、市場の拡大に大きく貢献しています。各国の規制環境が整備されるにつれて、資産クラスとしての認知度がさらに高まると期待されています。
2026年4月現在、ビットコインは約1,100万円台で推移しており、長期的な上昇トレンドの中にあるといえるでしょう。
イーサリアム(ETH)の特徴と将来性
イーサリアムは2015年に誕生した暗号資産で、時価総額ランキングではビットコインに次ぐ第2位に位置しています。単なる通貨にとどまらない、幅広い活用可能性がイーサリアムの最大の魅力です。
イーサリアムの基本的な特徴
- スマートコントラクト:ブロックチェーン上でプログラムを自動実行できる技術で、仲介者なしに契約を履行できます。これがイーサリアムの技術的な核心です
- DeFi(分散型金融)の基盤:レンディング、DEX(分散型取引所)、ステーキングなど、多くのDeFiサービスがイーサリアム上で動いています
- NFTのプラットフォーム:デジタルアートやゲームアイテムなどのNFT取引でも、イーサリアムが主要なブロックチェーンとして利用されています
- 継続的なアップデート:開発者コミュニティが活発で、処理速度やガス代(手数料)の改善が進んでいます
イーサリアムの将来性
イーサリアムの将来性を語るうえで注目すべきキーワードが、RWA(Real World Assets)トークン化です。不動産や債券といった現実世界の資産をブロックチェーン上でトークン化する動きが本格化しており、その主要な基盤としてイーサリアムが選ばれています。
複数の金融機関による価格予想では、2026年のイーサリアム価格について2,100ドル〜7,800ドルという幅広いレンジが示されています。特に強気な見方では、「2026年はイーサリアムの年になる」という予測も出ており、大きな成長ポテンシャルが期待されています。
2026年4月現在、イーサリアムは約2,200ドル前後で取引されており、技術的なアップデートの進展次第では大きな価格上昇が見込まれています。
ビットコインとイーサリアムの違いを徹底比較
メルカリでどちらを購入するか判断するために、ビットコインとイーサリアムの主要な違いを整理しましょう。
基本スペック比較
| 項目 | ビットコイン(BTC) | イーサリアム(ETH) |
|---|---|---|
| 誕生年 | 2009年 | 2015年 |
| 時価総額ランキング | 1位 | 2位 |
| 発行上限 | 2,100万BTC | 上限なし(バーンメカニズムあり) |
| 主な用途 | 価値の保存・送金 | スマートコントラクト・DeFi・NFT |
| コンセンサスアルゴリズム | Proof of Work(PoW) | Proof of Stake(PoS) |
| 価格変動の傾向 | 比較的安定 | やや激しい |
| 投資家の特徴 | 長期保有・安定志向 | 成長期待・テクノロジー志向 |
値動きの違い
ビットコインは暗号資産市場全体の「基軸通貨」的な役割を果たしており、他の暗号資産と比べると値動きは比較的穏やかです。もちろん株式や為替と比べればボラティリティは大きいですが、暗号資産の中では安定しているほうといえます。
一方、イーサリアムは技術的なアップデートや市場のトレンドに敏感に反応する傾向があります。大型アップグレードの発表や、DeFi・NFT市場の盛り上がりによって、短期間で大きく値が動くことがあります。
リスクとリターンの違い
一般的に、ビットコインはローリスク・ローリターン(暗号資産の中では)、イーサリアムはハイリスク・ハイリターンの傾向があるといわれています。
ビットコインは「デジタルゴールド」として価値の保存に優れており、資産を守りたい方に向いています。イーサリアムはプラットフォームとしての成長余地が大きく、大きなリターンを狙いたい方に適しています。
メルカリでの手数料・スプレッドを比較
メルカリで暗号資産を取引する際のコストについても確認しておきましょう。
取引手数料
メルカリ(メルコイン)での暗号資産取引では、売買にかかる取引手数料は無料です。これはビットコインもイーサリアムも同様です。
スプレッド
ただし、実質的なコストとなるのがスプレッドです。スプレッドとは、購入価格と売却価格の差額のことで、この差額がメルコインの収益となります。
メルカリのスプレッドは変動制であり、相場の状況によって変わりますが、概ね1〜数パーセント程度が目安です。スプレッドは常に変動するため、取引のタイミングによってコストが異なる点に注意しましょう。
短期売買を繰り返すとスプレッドのコストがかさむため、メルカリでの取引は中長期の保有を前提にしたほうがコスト効率が良いといえます。
メルカリでイーサリアムを保有するとポイントがもらえる
メルカリのイーサリアム取引には、ビットコインにはないユニークな特典があります。それがイーサリアム保有者向けのポイント付与サービスです。
メルカリでイーサリアムを保有しているだけで、年率3.0%相当のメルカリポイントが毎月自動的に付与されます。もらったポイントはメルカリでの買い物に使えるため、保有しているだけで実質的なリターンを得られるのが魅力です。
この仕組みは、銀行の預金利息のようなイメージで、暗号資産の価格変動とは別に確実にポイントが積み上がっていくのがメリットです。ただし、購入時にスプレッドがかかるため、ポイント還元と合わせたトータルのリターンで考える必要があります。
投資スタイル別おすすめの選び方
ビットコインとイーサリアムのどちらを選ぶかは、あなたの投資スタイルやリスク許容度によって変わります。ここでは、タイプ別のおすすめを紹介します。
安定志向の方にはビットコインがおすすめ
以下のような方には、ビットコインが向いています。
- 暗号資産の投資が初めてで、まずは無難な銘柄から始めたい
- 長期保有でじっくり資産を育てたい
- 値動きが激しいのは不安に感じる
- 「デジタルゴールド」として資産の一部に組み込みたい
ビットコインは暗号資産市場で最も歴史が長く、認知度も高いため、初心者が最初に購入する銘柄としては最も安心感があります。
成長性を重視する方にはイーサリアムがおすすめ
以下のような方には、イーサリアムが向いています。
- テクノロジーの将来性に期待して投資したい
- DeFiやNFTなどのWeb3領域に興味がある
- 多少のリスクを取ってでも大きなリターンを狙いたい
- メルカリのポイント還元サービスも活用したい
イーサリアムはスマートコントラクト基盤としての実用性があり、今後のWeb3市場の拡大に伴って需要が増加する可能性があります。
迷ったら両方に分散投資という選択肢も
「どっちか一つに決められない」という方は、両方に分散投資するのも賢い方法です。メルカリでは1円から購入できるため、例えば毎月の投資額の7割をビットコイン、3割をイーサリアムに振り分けるといった運用も可能です。
分散投資のメリットは、一方が下落しても、もう一方でカバーできる可能性がある点です。ビットコインとイーサリアムは同じ暗号資産ですが、値動きの要因が異なるため、ある程度のリスク分散効果が期待できます。
メルカリでの暗号資産の始め方
メルカリでビットコインやイーサリアムを購入する方法はとても簡単です。以下の手順で始められます。
購入までの流れ
- メルカリアプリを開く:アプリ下部の「おさいふ」や「マイページ」から「ビットコイン等」をタップします
- 本人確認を完了する:初めての方は本人確認(eKYC)が必要です。スマホのカメラで本人確認書類を撮影するだけで完了します
- 残高をチャージする:銀行口座からメルペイ残高にチャージするか、メルカリの売上金やポイントを利用します
- 購入する暗号資産を選ぶ:ビットコインまたはイーサリアムを選択し、金額を入力して購入ボタンを押すだけです
つみたて機能の活用方法
メルカリには暗号資産のつみたて機能も用意されています。購入金額と頻度を設定するだけで、自動的に暗号資産を購入してくれます。
つみたて購入時には、無償ポイントとビットコイン取引残高が優先的に利用されます。ポイントの使用は設定画面でON/OFFの切り替えが可能です。また、残高が不足した場合は、設定した銀行口座から自動でチャージされるため、買い忘れの心配がありません。
つみたて投資は、ドルコスト平均法の考え方に基づいており、価格が高いときには少なく、安いときには多く購入することで、平均取得単価を抑える効果が期待できます。
メルカリで暗号資産投資をする際の注意点
メルカリの暗号資産取引は手軽ですが、以下の点には注意しましょう。
税金について
暗号資産の利益は「雑所得」として確定申告が必要です。給与所得者の場合、年間の暗号資産による利益が20万円を超えると確定申告の義務が発生します。利益が出た場合は、忘れずに申告しましょう。
価格変動リスク
暗号資産は価格変動が大きい資産です。投資した金額が大幅に減少する可能性があることを十分に理解したうえで、余裕資金の範囲内で投資することが重要です。
外部への送金制限
メルカリで購入した暗号資産は、外部のウォレットや他の取引所への送金が制限されています。DeFiサービスやNFTの購入にイーサリアムを使いたい場合は、専門の暗号資産取引所の利用も検討しましょう。
スプレッドを意識した取引を
前述の通り、メルカリの取引にはスプレッドがかかります。頻繁な売買を繰り返すとスプレッドのコストが積み重なるため、中長期保有やつみたてを中心とした運用がおすすめです。
まとめ
メルカリでビットコインとイーサリアムのどっちを買うべきかは、あなたの投資目的とリスク許容度によって異なります。安定性を重視するならビットコインが、成長性を重視するならイーサリアムが適しています。メルカリなら売上金やポイントを活用して1円から手軽に始められるため、まずは少額から試してみるのも良いでしょう。イーサリアムには保有するだけでポイントがもらえる特典もあるため、両方に分散投資して特典を最大限に活用するのもおすすめの戦略です。暗号資産の世界は日々進化しています。自分に合ったスタイルで、無理のない範囲から暗号資産投資を始めてみてはいかがでしょうか。
メルカリでイーサリアムとビットコインどっちを買うべき?違いと選び方を徹底解説をまとめました
メルカリでは、メルコインを通じてビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の両方を1円から購入できます。ビットコインは「デジタルゴールド」として価値保存に優れ、安定志向の方に向いています。イーサリアムはスマートコントラクトやDeFiの基盤として成長性が高く、大きなリターンを狙いたい方におすすめです。メルカリではイーサリアムを保有するだけで年率3.0%相当のポイントが毎月もらえるサービスもあり、保有の魅力が増しています。どちらか一方に絞れない場合は、両方に分散投資するのも有効な選択肢です。売上金やポイントを活用しながら、つみたて機能を使って中長期目線でコツコツ投資していくのが、メルカリでの暗号資産投資を成功させるポイントといえるでしょう。



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