この記事でわかること
- イーサリアム(ETH)の基本的な仕組みと2026年8月時点の価格動向
- ビットポイントでイーサリアムを取引する際の手数料の特徴
- ステーキングサービスなど、ビットポイント独自の機能
- SBI VCトレードとの経営統合にともなう口座移管のスケジュール
- 取引を始める前に知っておきたい注意点
暗号資産の中でも時価総額が上位に位置するイーサリアム(ETH)は、送金や決済だけでなく、スマートコントラクトを活用した多様なサービスの基盤としても利用されている通貨です。国内では複数の暗号資産交換業者がイーサリアムの取り扱いを行っていますが、その中の一つであるビットポイント(BITPOINT)は、手数料の安さやステーキング機能の充実度から、個人投資家に選ばれている取引所のひとつとされています。本記事では、イーサリアムとビットポイントの組み合わせに注目し、価格動向や取引の特徴、そして知っておきたい最新の変化についてまとめます。
イーサリアムとはどんな暗号資産か
イーサリアムは、ビットコインに次ぐ時価総額を持つ暗号資産として知られています。ビットコインが「デジタルゴールド」的な価値保存の役割を担うのに対し、イーサリアムはスマートコントラクトと呼ばれるプログラムを実行できる基盤として設計されている点が大きな特徴です。この仕組みにより、分散型金融(DeFi)やNFT(非代替性トークン)など、さまざまなサービスがイーサリアムのネットワーク上で展開されています。
豆知識: イーサリアムはネットワークの名称であり、その中でやり取りされる通貨単位が「ETH(イーサ)」と呼ばれています。日常会話では両方をまとめて「イーサリアム」と呼ぶことが多く、取引所の表示でも「ETH」の表記が一般的です。
2026年8月時点のイーサリアム価格動向
2026年8月時点でのイーサリアムは、対円で30万円を下回る水準で推移しており、短期的にはやや軟調な値動きが続いていると見られています。過去にはより高い水準まで上昇した局面もありましたが、その後の調整局面が長引いているとの見方もあり、足元では急な上昇と下落を繰り返す不安定な相場つきになっているとされています。
注意点: 暗号資産の価格は短期間で大きく変動する可能性があります。一時的な上昇や下落だけを見て投資判断を行うのではなく、中長期的な視点で情報を確認することが望ましいとされています。
一方で、中長期的な視点では回復基調に転じるとの予測も存在しており、年末にかけて価格が持ち直す可能性があるとの分析も見られます。ただし、こうした予測はあくまで一つの見方であり、実際の値動きを保証するものではない点には注意が必要です。イーサリアムはネットワークのアップグレードや、機関投資家の資金動向、規制環境の変化など複数の要因によって価格が左右されやすいとされているため、日々のニュースをこまめに確認する習慣が役立つとされています。
ビットポイントでイーサリアムを取引する特徴
ビットポイントは、各種手数料の無料化を打ち出している国内の暗号資産取引所です。イーサリアムを含む主要な銘柄について、取引所形式(板取引)を利用した場合の売買手数料が無料とされている点が大きな特徴とされています。板取引に不慣れな初心者向けには販売所形式も用意されていますが、こちらは手数料そのものは無料でも、買値と売値の差であるスプレッドが実質的なコストになる点は理解しておく必要があります。
ポイント: コストを抑えてイーサリアムを売買したい場合は、板取引(取引所形式)を利用する方が有利になりやすいとされています。ただし板の厚みや注文方法に慣れるまでは、まず少額から試してみるのも一つの方法です。
また、出金にかかる手数料についても、ビットポイントでは暗号資産の出金手数料を負担する形で提供しているとされ、イーサリアムを別のウォレットへ移動させたい場合にもコストを抑えやすい設計になっています。日本円の入金については、銀行振込と即時入金の2種類が用意されており、即時入金を利用すれば振込手数料をかけずに入金できる点も、こまめに資金を動かしたい投資家にとって使いやすいポイントと評価されています。
| 取引方法 | 手数料の考え方 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| 取引所(板取引) | 売買手数料が無料 | コストを抑えたい人向け |
| 販売所 | 手数料は無料だがスプレッドが発生 | 操作をシンプルにしたい初心者向け |
なお、ビットポイントでは過去にレバレッジ取引(証拠金取引)のサービスを提供していた時期もありましたが、現在はこのサービスが終了しており、現物取引のみに対応している状況です。レバレッジをかけた大きな取引を想定していた場合には、この点を事前に確認しておくとよいでしょう。
イーサリアムのステーキングサービスについて
ビットポイントの特徴的なサービスの一つとして、ステーキング機能が挙げられます。ステーキングとは、保有している暗号資産をネットワークの維持に貢献させることで、対価として報酬を受け取れる仕組みのことです。イーサリアムはこのステーキングに対応している代表的な銘柄であり、長期保有を前提とする投資家からの関心が高い機能とされています。
特徴: ビットポイントのステーキングは、口座の「入出金」ページ内にある設定をオンにするだけで利用を開始できる手軽さが評価されています。また、報酬を日本円建てで受け取れる仕組みが導入されており、暗号資産のまま受け取る場合に比べて管理がしやすいと感じる利用者もいるようです。
ステーキングは、価格変動によるリスクを完全になくすものではありませんが、保有しているイーサリアムを有効活用したいと考える人にとっては選択肢の一つになり得るとされています。実際に利用する際は、受け取れる報酬の水準や、ステーキング中の資産の取り扱いについて、最新の案内を取引所の公式情報で確認することが推奨されます。
SBI VCトレードとの統合と口座移管について
ビットポイントを利用するうえで、現在特に押さえておきたいのがSBI VCトレードとの経営統合に関する動きです。2026年に両社が合併し、当面はビットポイントとVCTRADEの2つのブランドを維持しながらサービスが継続されるとされています。もっとも、長期的にはサービスの一本化が予定されており、既存のビットポイント利用者にとっても無関係な話ではありません。
知っておきたいスケジュール: ビットポイントでの新規口座開設は2026年7月31日をもって終了しており、既存の口座については同年12月末を目途にVCTRADE側の口座へ移管される予定とされています。移管にあたっては新たにVCTRADE口座が自動的に作成される仕組みとされているため、現在ビットポイントでイーサリアムを保有している人は、案内メールや公式サイトのお知らせをこまめに確認しておくと安心です。
すでにビットポイントの口座を持っている場合でも、移管の時期が近づくと本人確認情報の再確認や、追加の手続きが求められる可能性があります。特に長期保有目的でイーサリアムをステーキングに預けている場合は、移管のタイミングで一時的に操作ができなくなる期間が発生することも考えられるため、余裕を持って情報収集をしておくことが望ましいとされています。
ビットポイントでイーサリアムを購入する流れ
ビットポイントでイーサリアムを購入する際の大まかな流れは、他の国内暗号資産取引所と大きく変わりません。口座開設後に本人確認を済ませ、日本円を入金したうえで、取引所または販売所からイーサリアムを購入するという手順になります。
基本の流れ
- 口座開設の申し込みと本人確認書類の提出
- 銀行振込または即時入金による日本円の入金
- 取引所(板取引)または販売所からイーサリアムを注文
- 必要に応じてステーキング設定をオンにする
初めて暗号資産を購入する場合は、まず少額から取引に慣れていくことが安心につながるとされています。板取引は指値・成行といった注文方法の理解が必要になるため、慣れないうちは販売所を利用しつつ、徐々に板取引にも挑戦していくという進め方も一つの方法です。
取引を始める前に確認しておきたい注意点
イーサリアムをビットポイントで取引する際には、いくつか確認しておきたいポイントがあります。
チェックリスト
- 板取引と販売所とでコスト構造が異なる点を理解しておく
- レバレッジ取引には対応しておらず現物取引のみである点を把握しておく
- SBI VCトレードへの口座移管スケジュールを定期的に確認する
- ステーキングを利用する場合は資産の拘束条件を事前に確認する
- 価格変動リスクを踏まえ、余裕資金の範囲内で取引する
暗号資産は株式や投資信託と比べても価格変動が大きくなりやすい資産とされています。イーサリアムも例外ではなく、短期間で大きく値が動く場面が過去に何度も見られてきました。ビットポイントのように手数料面で優位性があるとされる取引所を利用する場合でも、価格変動そのもののリスクが小さくなるわけではない点は改めて意識しておきたいところです。
情報収集のコツ: 取引所からの公式なお知らせは、キャンペーンや手数料改定、システムメンテナンスなど重要な内容を含んでいることが多いとされています。特に今回取り上げたような組織統合のタイミングでは、通常よりも案内の頻度が増える傾向があるため、こまめにチェックする習慣をつけておくと安心です。
まとめ
イーサリアムは、送金や決済にとどまらず、分散型金融やNFTなど幅広いサービスの基盤として活用されている暗号資産であり、国内外で高い注目を集め続けています。ビットポイントでイーサリアムを取引する場合、板取引を利用すれば売買手数料が無料になる点や、出金手数料の負担、日本円で受け取れるステーキング報酬など、コスト面・機能面で評価されているポイントがいくつも存在します。
一方で、レバレッジ取引には対応していない点や、SBI VCトレードとの経営統合にともなう口座移管スケジュールなど、利用者として把握しておくべき最新の変化もあります。特に口座移管については、既存の利用者に直接関わる内容であるため、公式サイトからの案内を継続的に確認しておくことが安心につながります。価格変動の大きい資産であることを踏まえたうえで、無理のない範囲でイーサリアムとの付き合い方を考えていくことが、長く付き合っていくための基本になるといえるでしょう。
イーサリアムをビットポイントで取引する際のポイント整理をしました
イーサリアムの価格動向、ビットポイントの手数料体系、ステーキングサービス、そしてSBI VCトレードとの統合にともなう口座移管スケジュールという4つの観点から、押さえておきたい情報を整理しました。取引所選びや資産管理の参考として、日々の情報収集に役立ててみてください。
※本文中の価格情報は2026年8月19日時点で確認できた情報をもとにしています。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、金融アドバイスではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。






人気記事